東京ディズニーランドで欠かせないエンターテイメントと言えば「ワンス・アポン・ア・タイム」ですよね。しかし、来場するゲストが一番心配しているのが「雨のとき、ワンス・アポン・ア・タイムは行われるのか?」と言う点ではないでしょうか?
実際、世界各国にあるディズニーリゾートの中で日本は雨が多いパークとして知られており、この日本特有の地域性を考慮して「ワールドバザール」には”ガラスの屋根”が設置されているほどです。
ワンス・アポン・ア・タイムが中止されるとき
さて、いきなり答えになりますが、ワンス・アポン・ア・タイムは雨でも開催されます。
↑みゆ&みさがディズニーランドに出かけたこの日もお昼過ぎから雨模様だったのですが、ワンス・アポン・ア・タイムは無事開催されました。
まず、パレードはフロート(山車)やダンサーの安全が考慮されるため、雨や風で中止となることが多々ありますが、ワンス・アポン・ア・タイムはワールドバザール付近に設置された20台のプロジェクターからの映像がシンデレラ城に照射されるシアター型のエンターテイメントであるため雨や風の影響はほとんど受けません。
実際、ワンス・アポン・ア・タイムが正式スタートしたのは2014年5月29日ですが、これより3日前に行われた報道向けの公開(スニークプレビュー)は雨の中で開催しています。
しかし、ワンス・アポン・ア・タイムは”無敵”ではありません。プロジェクターからの映像が遮られる”霧”や、ゲストが安全に鑑賞することができない”台風”や”大雨”のときは中止となります。
あと、気になるのが”風”ですよね。海辺に面しているため強風に見舞われることもありますが、強風でもワンス・アポン・ア・タイムは開催されます。
ただし、雨や強風のときは演出用の花火(パイロ)が省略されることがありますので、多少、物足りない感じになるかもしれません。詳しくは「ディズニーのショーやパレードは風速何メートルで中止になるの?」の記事をご覧ください。
ワンス・アポン・ア・タイムを雨で鑑賞するときの対策
さて、多くの方は雨で中止になることを心配されていますが、実は、雨の鑑賞対策のほうが重要なんですね。
多くの方は傘をさしてインパーク(入園)すると思いますが、ワンス・アポン・ア・タイムを座って観賞することができる中央鑑賞エリアについて、公式サイトでは「安全のため、傘の使用はご遠慮ください」と案内されています。
つまり、傘を差したまま鑑賞することができないわけです。
そのため、雨が心配される日はポンチョや雨具が必要になります。ベビーカーを持って行くのであればベビーカー用のレインカバーもあったほうがいいですね。
最後に、東京ディズニーランドがある千葉県で雨が観測される日数は年間101日(2014年)あるそうです。季節によりますが「4日に1日は雨が降っている」計算になります。また、最近はゲリラ豪雨など突発的な雨も心配されますから、雨対策は万全にしておいたほうがいいでしょう。
もちろん、ディズニーランドのショップには傘やポンチョなどの雨グッズも用意されていますから「雨具、忘れた!」となっても大丈夫ですよ。