ディズニーランドの正面に建つ東京ディズニーランドホテル。カップルから家族連れまで「一度は泊まってみたいホテル」として有名ですよね。
ディズニーランドホテルには「スタンダード」「キャラクター」「コンシェルジュ」「スイート」と大きく4つのルームタイプがありますが、その中でもシンデレラ城を正面に見ることができ、専用ラウンジ「マーセリンサロン」でのチェックインや、開放的なロビーラウンジ「ドリーマーズ・ラウンジ」での朝食サービスなどワンランク上のサービスを受けることができるお部屋が『コンシェルジュ』『スイート』です。
しかし、ディズニーランドホテルに限らず”ホテル”での宿泊は「敷居が高い」と感じる方も多いと思いますので、今回はディズニーランドホテルのコンシェルジュルームに宿泊したときの体験談から色々解説していきましょう。
▲ディズニーランドホテルの「コンシェルジュ」ルームからの眺め
チェックインは専用の『マーセリンサロン』で…
まず、ディズニーランドホテルに到着したらチェックインをします。
ルームタイプに関係なくディズニーランドホテルのチェックインは15時からとなっていますが、朝7時からチェックインを受け付けてくれる「プリチェックイン」と呼ばれるサービスがありますので、チェックインを済ませて荷物を預けてインパーク(入園)することが可能ですよ。ただ、プリチェックインを利用する場合は16:30以降でないと客室に入室することはできませんので注意しましょう。
では、チェックインです。
ルームタイプが「スタンダード」「キャラクター」のゲストは3階のフロントカウンター『レセプション』で手続きをします。一方、「コンシェルジュ」と「スイート」を利用するゲストはレセプションではなく専用サロン『マーセリンサロン』でのチェックインと場所が異なります。
初めてホテルに来館すると何がどこにあるのか戸惑うと思いますが、レセプション付近のキャストが「コンシェルジュやスイートにご宿泊ではございませんか?」などと声をかけてくれますし、わからなければ逆に声をかければ快く案内してくれますよ。
サロンでのチェックインはこのようにゲストはゆったりとしたソファに座って、フリードリンクのサービスを受けながらアーリーエントリーの説明やルームキーの受け取りなどが行われます。
通常、フロントでのチェックインと聞くとテンポ良く行うイメージがありますが、サロンは「応接間(客間)」という意味があるように、ゆったりとした空間でのチェックインとなりますから30分程度の所要時間を見込んでおいたほうが良いでしょう。
ちなみに、マーセリンサロンの「マーセリン」とは、ウォルトディズニーが幼少時を過ごしたミズーリ州のマーセリンが名前の由来になっていると言われており、サロン内には若い頃のウォルトディズニーの写真も飾られています。話は少しそれますが、ディズニーランドのワールドバザールの街並みもマーセリンがモデルになっていると言われています。
▲マーセリンサロンにはウォルトディズニーの軌跡をたどる写真も
▲チェックインの手続き中、子供たちはサロンにあるお菓子やテレビに夢中。
ターンダウンサービスなど各種サービスの確認
「ターンダウンサービス」って聞き慣れないですよね。
ターンダウンサービスとは就寝の準備に関するサービスのことで、マーセリンサロンでのチェックインでは「ベッドをくっつけますか?」「ベッドガードは必要ですか?」と言った要望を確認してくれます。
家族連れの場合、子供がベッドから落ちないように2台のベッドをくっつけることがよくありますが普通は自分たちで行いますよね。しかし、コンシェルジュルームではこう言った就寝の準備に関するサービスはハウスキーピングのキャストが夜部屋に来訪し行ってくれます。
この他、チェックインでは「ドリーマーズ・ラウンジ」での朝食時間や、宿泊者特典のディズニーランドやディズニーシーに開園15分前から入場できる「ハッピー15エントリー」チケット、「ディズニーリゾートライン」のフリーきっぷの受け渡しも行われます。
夜はアルコールの提供も
さて、マーセリンサロンではコンシェルジュとスイートに宿泊したゲストを対象に17時からアルコールの無料提供も行われています。
▲オリジナルカクテル
アルコールメニューはビール・ワイン・オリジナルカクテルなどです。部屋に戻る前に少しだけアルコールを入れて余韻に浸るのもいいかもしれませんね。もちろん、ソフトドリンクもありますのでお子様同伴でも大丈夫ですよ。